突然ですが、私は6歳のときから18歳の今までずーっと二次元で
オタクをしてきました。詳しく言えば、某:見た目は子ども頭脳は
大人な名探偵とか、某:刀擬人化ゲームとか、某:ペンは剣よりな
んとかかんとかなマイクとか、そんな感じでいろんなジャンルを一
通り通ってきました。そんな、筋金入りの二次元のオタクです。
しかし、人生というものはほんの少しのきっかけで大きく変わるこ
とがあります。
私はとうとう目覚めてしまいました。
何に?
そう、まさかの三次元に。
誰が予想できたでしょうか。実はというか何というか、ハマッた自
分自身が一番驚いています。何故って、三次元と言ってもただの三
次元ではなく、
ジャニーズ。
ジャニーズ、と言ってしまうと主語が大きすぎるのでもう少し範囲
を狭めると、
SixTONES。
そう、私はジャニーズの
SixTONESに目覚めてしまったんで
す。
あまりに唐突すぎて、はあ?と思われる方が多いと思うので、ここ
からは私が
SixTONESに目覚めた経緯を述べますね。まあ、
実のところは私もよくわかっていないんですが…
私の友達に、かつて二次元のオタクだった奴がいます。某:あん…
んぶるの戦隊物アイドルくんたちを推していた彼女は、高校に入っ
た途端完全なジャニーズのオタクとなり、
ツイッターでイラストを
上げたりして毎日楽しそうにオタ活をしていました。私はそれをふ
ーんとどこか距離を置いて見守るのみでした。
私達は定期的にカラオケに行っていました(今も行くけど)。その
たびに私はジャニーズの映像をたくさん見させられたが、正直興味
はありませんでした。ジャニーズっていつもキラキラしてて王子様
みたいですごいよね、大変なんだろうなー。とそのくらいでした。
私は二次元のオタクなので(?)、仮にイケメンが「君は僕のお姫
様」と言ってきても「ああそう……」とどこか冷めてしまうところ
があり、無理にでもジャニーズを避けていました。私とジャニーズ
は真逆のところにあるとすら思っていたんです。
ところが。
2020/3/11。ちらほらコロナが騒がれ始めたあの頃も、や
はり私達はカラオケに行っていました(言い訳をさせていただくと
、田舎は遊ぶところが少ないので、遊ぶとしても映画を見るかカラ
オケに行くかイオンでブラブラするかしかないのです)。
「これを……見ろ。」
彼女は無事大学受験を終了させ、見事志望校に合格したからか、大
変スッキリした面持ちで私に言ってきました。今でも私は彼女の顔
が忘れられません。
「え、何、またジャニーズ?」
「うん。これは今年の1月にデビューしたばっかりの……」
「ああ〜、
ツイッターでよく言ってるやつか。なんだっけ、シック
ストーンズ?」
「違う違う、
ストーンズ。」
「あ、そ……」
私が
SixTONESのことを知っていたのは偶然ではなく、間違
いなく彼女の
ツイッターのせいですね。
関ジャニさんにキャアキャ
ア言っていたはずの彼女が、なぜか
SixTONESの話ばかりし
ていたからです。中でも彼女は
ジェシーくんが好きで、本当によく
呟いていたので彼の名前と顔だけはなんとなく一致していました。
「これ、Imitation Rainね。デビュー曲」
「へー。ジャニーズなのに、キラキラしてないんだね。」
「そう!そうなの!
SixTONESは本当に天才で○%€〆=¥
♪☆〒〆……」
「わかったわかった、曲始まっちゃうから。」
彼女が隣で「一人でいいから顔を覚えろ」と圧を掛けてきたので、
私は仕方なく(?)映像に集中するしかありませんでした。
映像に集中していると、ふと私の心に入り込んできた人が、一人。
一見してホストかよと突っ込んでしまったくらい、その人はジャニ
ーズらしくないなと率直に思いました(当時は、王子様みたいな中
島健人さんが一番ジャニーズらしい顔と性格をしていると考えてい
たからです)。何ならアイドルかどうかさえも疑ってしまうような
、そんな人。すっと通った鼻梁が綺麗で、どことなく気だるげで、
陽キャっぽい見た目なのにちょっと物憂げな印象のある人。その彼
に、私はなんとなく惹かれました。
「
ジェシーくんじゃない方の赤髪の人が好きかもしれない」
「……え!?田中!?」
その瞬間、私はたしかに彼──田中樹さんに一目惚れしていました
。単純に言えば、顔と雰囲気が非常に好みでした。しかし、なぜ田
中樹だったのかという理由は今でもマジでわからないんですよねえ
。髪が赤に染められているのも、ピアスが
バチバチにかっこよくて
開いているのも、私の今までの好みとは真反対のはずなのに、それ
でもなぜか私は田中樹さんに一目惚れでした。
「ね、なんで田中?」
「一番顔が好みかな。あとは〜〜、雰囲気とかかな……」
「あ〜〜そう。意外、アンタはきょもか北斗だと思ってたわ……」
「いやー、いいね、
SixTONES。いい意味で期待を裏切られ
たわ」
「でしょでしょ!?」
その日から、私の心の中に
SixTONESの田中樹という人(名
前)が存在するようになりました。でも、それだけでは……
終わらなかった。
やはり、テレビという媒体は強いですね。
2020/5/5。
いよいよコロナが広まり、GWは例年のごとくスパコミに行こうと
思っていたが、そんな話は完全なくなりました。授業はオンライン
で友達とも会えないし、みなさんもそうだと思いますがめちゃくち
ゃ暇を持て余していました。
そんな折、テレビ欄を見ていたらそこには田中樹と言う文字が。そ
れがバナナサンドという番組でした。
「あ、この人……」
田中樹という派手な文字列は私にとってアニメキャラの名前と同じ
くらい鮮烈な印象があって、忘れ難く、そして私は何を思ったかそ
の番組を録画しました。(これがすべての始まり)
「ちょっと見てみるか〜〜」
その番組では、
SixTONESのメンバーや魅力を
ジェシーさん
と田中樹さんがアピールしてました。私はただ、へえ、と感心しつ
つ見ていました。そこでわかったのは意外にも田中樹がSixTO
NESのまとめ役ということで、そこにも私は好感を持てました。
(オタクの片鱗が現れてる)
「これちょっと僕たちのパフォーマンスなんですけど」
そこで流れた映像が、私の人生を大きく変えました。というよりか
は、変えられてしまったんです。
RAM-PAM-PAM。
この曲は、いわゆるパンチラの振りがある
SixTONESの中で
もかなり攻めた曲の一つですね。私はそれを見て、
脳が弾けました。パァンとそれはもう盛大に弾けましたよ。そして
何回も録画を巻き戻して見ました。目の玉をひん剥いて、ジロジロ
と、セクハラで訴えられても弁解しようがないほどマジマジと見尽
くしました。
「ジャニーズがパンツを見せてくる時代になったんだ……」
私の中のジャニーズ像(君だけの王子様だよ系)(キンプリさん的
な感じ)は、音を立ててあっけなく崩れ落ちました。
私はもう一度どうにかしてRAM-PAM-PAMを見たくて(オ
タクの執念)、とうとう
You Tubeで検索をかけました。公式さんが出しているライブの映像
は少しカメラが遠くて見にくいんですけど、
私は頑張って田中樹のパンツをたくさん見ました。親には「
またそれ見てるの?」と呆れられ、しまいには「ねえ、これ以上趣
味増やさないでよ」と心配されるほどでした。
もちろんパンチラだけではなく、RAM-PAM-PAMは曲とし
ても
バチバチにカッコいいと思っています。ジャニーズの曲はダサ
いというとてつもない偏見を勝手に持っていた私(
本当にすみません、何も知らなかったんです)は、ジャニーズすげ
え、やるじゃん、めちゃくちゃカッケぇよとどんどんSixTON
ESにハマっていきました。
さて、
SixTONESには
You Tubeのチャンネルがありますね。私がそれに行き着くまではそ
んなに時間がかからず、暇さえあれば
SixTONESの動画を見
るようになりました。
「なんだこれ、お泊り会してる……可愛すぎ……てかこれ何なんだ
みんな幼稚園児かな?本当にみんな成人済み男性?本気?正気?て
か田中樹ってこんななのに(言い方)まとめ役なのか〜本当にしん
どいな……声が好き……ずるい……オタクの心にクリティカルヒッ
トだよ……うわ、曲もたくさんある!JAPONICA STYLE、普通に曲として良すぎるんだが〜……え、待って、A
mazing!!!!!!の田中樹、ヤバ。え?私死ぬの?腰振り
、あまりにも恐ろしすぎんか?ひぇ〜〜みんな顔がいい……歌がう
まい……ダンスキレッキレ……ほわほわした動画見過ぎでたまに忘
れかけるけど、みんなアイドルなんだもんな(????)……
はぇ〜〜すっげ〜〜……」
…はい。とまあ、6月の学校明けまでには私は完全にSixTON
ESの沼に沈められてしまいました。そのことを私を沼に沈めた友
人にLINEでご報告したら…
流暢にジャニーズアイランドストアを紹介してもらいました。わー
い!これで田中樹さんに納税ができる〜!と喜びながらグッズを買
えるだけ買ったの
が懐かしいです。ジャニーズのやることってよくわかんねぇなと思
いながらとりあえず買ったハンガーが家に届いたときは(
最高すぎて)悲鳴が出ました。ジャニーズって怖い。
田中樹くんかっこいい。
SixTONESかっこいい。金が出せる
限りは応援させてください。ファンクラブに入ったのもたぶんこの
辺りです。昔から推しに関する行動だけはスムーズ。
と、ここまでつらつら書かせていただきましたが。誰かが何かにハ
マるきっかけは案外近くにあるんだなってことがわかっていただけ
たら、嬉しいです。きっと友人が
SixTONESのことをたくさ
ん呟いていたり、カラオケの映像を見せてくれていなかったりした
ら、私は未だ
SixTONESのことを知らないままだったと思い
ます。
つまり……
推しのことはたくさん呟こう!!!もしくは広めよう!!!
"一度でも見たことある"ものへ飛び込むのと、"まったく知らな
いも"へ飛び込むのだと全然違います(当事者が言うのですから間
違いありません)。特に、ジャニーズは一定の層(
言い方が難しい)というかある限られた人たちが好きなものという
イメージが当初はありました。ですから、皆さんも自分の推し(も
ちろん二次元でも三次元でもどちらでも)の魅力をもっともっと積
極的に広めていけばいいんじゃないかな、と思っています。
布教は大事。
私は分厚い偏見のせいで今まで中々ジャニーズというものに興味を
持てませんでしたが、
SixTONESをきっかけに
Sexy Zoneや
HiHi Jets、7 MEN 侍などいろんなグループにきっかけを持ち、それぞれのグループで
推しができ毎日とっても忙しく、そしてとっても楽しく過ごしてい
ます。好きなものが増えると生活の潤い(?)が格段と増えるもの
なのだと、改めて実感しています。ハッピー!
私はまだ学生の身ですし、週3回ほどしかバイトに行けていないの
で、そんなにたくさんのお金を出せるわけではありません。出せる
なりに無理しない程度で推し活(って言うんでしたっけ、この手の
単語はあまりよく知らないです)をしています。
もし、「この界隈の仲間を増やしたいなぁ」と思ったらぜひすぐ行
動に移すべきだと思います。現に、私も今
SixTONESの仲間
(?)を増やしたくて
ツイッターの仲間を誘っているところです。
元々伊野尾くんが好きな子なので、勝率は99.9%です。(彼女
は北斗くんが気になっているそうです。私の周りには北斗くんの女
が90%、
ジェシーくんの女が5%、京本くんの女が5%
という感じですな皆様の周りはいかがですか。田中樹の女を中々見か
けたことがないので、私は少しさみしいです)デビュー後のド新規
がいろいろ語ってしまってすみません。これからの彼らの成功を祈
って、ここで終わりとさせていただきます。勢いだけで書いたので誤字脱字などあったらごめんなさい。ここまで読んでくださ
った皆さん、本当にありがとうございました!
───────────────────────
私事で恐縮なのですが、先日ダメ元で申し込んだ
SixTONESの公演が一つだけですが当たりました!初めての新潟です。
何を着ていこうか、髪色はやっぱりシルバーにすべきだろうかと楽
しく思案しています。
SixTONES繋がりでできた
ツイッターのお友達(北斗くん担
)と行く事になっています。このご時世、横浜や名古屋、宮城まで
延期されているのでどうなるかはわかりませんが……今はとりあえ
ずそれを楽しみに生きたいと思います。1/5~1/7の
ライブ配信ヤバかったです
ね。1/5しか見れていないんですけど、一番楽しみにしていたはずのEXTRA VIPのところだけきれいさっぱり記憶がありません。なんでや。
そしてさらにもう一つ、めちゃくちゃどうでもいい私事で更に恐縮なのですが、
SixTONESの4thシングルの「僕が僕じゃないみたいだ」
の発売日が偶然にも私の19歳の誕生日なんです…!あまりにも嬉
しくて、
SixTONESからのお誕生日プレゼントなのかと強め
の錯覚を見ています。そういうことにしたいと思います。